昭和レトロ
2007年 11月 23日
奥多摩へ行く途中,青梅に寄ってみました。
御嶽へ行くとき毎回通り過ぎますが,まず降りないし・・・。でも,最近ちょっとおもしろいみたいです。青梅といえば,叔父が昔住んでいたこともあって,子供のころはよく来ていましたが,青梅駅ではなかったのでまったく覚えていませんでした。たしか小学校の遠足で青梅鉄道公園に行ったり,中高時代は,部活の試合とかで行ったような気も・・・。まったくあてにならない記憶です。要はとっても久しぶりだということなのですがね。
青梅駅周辺は昭和30年代は歓楽街としてとても栄えていたらしいです。芸者さんもいたし,映画もとても人気があって,華やいでいたらしいです。今は,少しその面影がありますが,映画の看板がいたるところにあって,昭和映画が好きな人ならたまらないかも。最近,昭和ブームですよね。地元の方の話によると,「昭和レトロ」という言葉は青梅が発祥なんですって。そして,同じ昭和でも映画「ALWAYS ・・・」の30年代というよりは,40~50年代,久世光彦プロデューサーが活躍していた時代に近いのだそうです。久世光彦といえば,「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「ムー」「ムー一族」が代表作。大好きでよく観ていました。ここでウンウンとうなずいたそこのあなたは,私と同年代かそれ以上! 昭和のよきドラマ時代でしたよね~。
レトロな博物館がいくつかあって,私の心を捉えて放さなかったのが,この昭和レトロ商品博物館! いやぁ,さっきうなずいたそこのあなたならはまること間違いなしです。
ワンタッチカレー。うちはこれだった。
ぺんてるくれよん。なつかし~。
当時のお医者さんは,薬をひとつひとつ紙に包んでくれて,さらにオブラートに包んで風邪薬などを飲まされていましたが,このオブラートが苦手でした。なんてことを急に思い出しました。
ここ小さいのであっという間にまわれてしまうのですが,いろと言われれば,いつまでもいられそう(笑)。こんな駄菓子屋さんも再現。
すぐ隣には赤塚不二夫会館があって,ここも楽しいよ,ニャロメ!
そうそう,こういう木の塀ね。↑のドラマでは必ず家の塀はこれでした。
テクマクマヤコン,テクマクマヤコン!!!
ひみつのアッコちゃんのコンパクト~~~!!これ,欲しかったのですよね。でも,買ってもらえなかったのだ・・・・。当時の買ってもらえなかった哀しい気持ちがよみがえってきて,思わずカメラに収めました。
ここ昭和幻燈館は,ジオラマがおもしろいです。
ジオラマは結構好きで,両国の江戸東京博物館も江戸時代の東京のジオラマがあって,しょっちゅう見に行っていましたよ。
ここはとんかつやさん。
今回は入りませんでしたが,ちょっと気になる。
こんな街並みも残っていました。
もちろん,町全体が昭和昭和しているのではなく,ほんの一角なのですけれど,なんだか忘れ去られたいろいろなことを急に思い出させてくれる場所でした。どうも最近,小学校時代に引き戻されることが多いですな。
by lothian_y
| 2007-11-23 23:11
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